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立ち会い出産で夫が言うべき言葉・してはいけない言葉|陣痛から出産までの完全サポートガイド【助産師監修】

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近年、出産時の夫の立ち会いが一般的になってきています。しかし、いざ立ち会うとなると、何をすればいいのか、どんな声をかければいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、陣痛から出産までの夫のサポート方法と、適切な声かけについて、現役助産師の監修のもと、詳しく解説していきます。

立ち会い出産の現状 – 約8割の夫が立ち会っている

夫婦

最新の調査によると、立ち会い出産を選択するカップルは全体の約8割にのぼります。そのうち75%が「夫婦の絆が深まった」と回答しており、夫婦にとって重要な人生のイベントとなっていることがわかります。

ただし、施設によって立ち会いの方針は異なり、特にコロナ禍では制限がある場合もあります。事前に施設の方針を確認し、必要な準備を整えておくことが大切です。

助産師ちる
助産師ちる

血が苦手な旦那さんも、意外と立ち会っています。

事前にスタッフに伝えておくと、医療機関側が出産時に対処してくれます。

陣痛から出産までの夫のサポートタイムライン

妊婦と夫と医師

陣痛が始まる前の準備

  • 病院までの経路確認
  • 入院グッズの確認と準備
  • 緊急連絡先リストの作成
  • マッサージの練習
  • 上の子がいる場合の預け先の確保

陣痛初期のサポート

  • 陣痛の間隔を記録
  • 水分補給と軽い食事の提供
  • リラックスできる環境づくり
  • 必要に応じた散歩の付き添い

本格的な陣痛時のサポート

  • 腰や背中のマッサージ
  • テニスボールでの圧迫マッサージ
  • 汗を拭く、扇ぐ
  • トイレの付き添い
  • 医療スタッフとの連絡
助産師ちる
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旦那さんにできることはたくさんあります。奥さんが痛がっているのを見ると、困ってしまうかもしれませんが、助産師がアドバイスくれるので、色々聞いて実践していきましょう。

出産時に夫が言うべき言葉・してはいけない言葉

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言うべき言葉

1.励ましの言葉

  • 「大丈夫だよ」
  • 「頑張ってるね」
  • 「あと少しだよ」
  • 「ゆっくり深呼吸して」

2.感謝の言葉

  • 「ありがとう」
  • 「よく頑張ったね」
  • 「感動したよ」
  • 「一緒に乗り越えられて良かった」

絶対に言ってはいけない言葉

1.せかす言葉

  • 「まだ?」
  • 「早く」
  • 「いつ終わる?」

2.余計な言葉

  • 「赤ちゃんも頑張ってるから」
  • 「他の人はもっと早かったよ」
  • 「大した痛みじゃないでしょ」

3.自分の体調に関する言葉

  • 「疲れた」
  • 「眠い」
  • 「お腹すいた」
助産師ちる
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お産の時に言われた言葉は一生覚えていると言われています。

是非ポジティブな言葉選びを心がけましょう!

陣痛時の効果的なマッサージ方法

お腹が大きい妊婦さん

基本的なマッサージのポイント

  • 力加減は妻の要望に合わせる
  • 一定のリズムを保つ
  • 手のひら全体を使う
  • 温かい手で触れる

部位別マッサージ方法

1.腰部マッサージ

  • 腰の付け根から上下に
  • 円を描くように
  • テニスボールを使用した圧迫

2.背中のマッサージ

  • 肩甲骨周辺
  • 背骨の両脇
  • 下部背中全体

3.その他の部位

助産師ちる
助産師ちる

助産師がお手本を見せてくれることが多いので、是非真似してみて下さい!

出産後の夫のサポートと言葉かけ

花束を持った夫

出産直後は、妻の体調と精神状態に最大限の配慮が必要です。以下のような言葉かけとサポートを心がけましょう。

1.ねぎらいの言葉

  • 「本当にお疲れ様」
  • 「ありがとう」
  • 「すごかったよ」

2.具体的なサポート

  • 身の回りの世話
  • 赤ちゃんのお世話の手伝い
  • 家事全般のサポート

3.してはいけないこと

  • 「太った」という言葉
  • 「ダラダラしている」という非難
  • 「母乳が足りてない」という指摘
  • 仕事の愚痴
助産師ちる
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旦那さんが頑張りすぎてしまって、疲弊しちゃうこともあります。頑張り過ぎない様に、出来る範囲でサポートをしていきましょう。

立ち会い出産のメリット・デメリット

メリットとデメリット

メリット

1.夫婦の絆の強化

  • 共通の体験による信頼関係の深まり
  • 出産の大変さへの理解
  • 家族としての実感

2.実践的なサポート

  • タイムリーな声かけ
  • 必要な物の準備
  • 医療スタッフとの連絡

3.心理的なサポート

  • 不安の軽減
  • 安心感の提供
  • モチベーションの維持

デメリット

1.夫側の負担

  • 精神的なストレス
  • 体力的な疲労
  • 仕事の調整

2.妻側の懸念

  • 見られることへの抵抗感
  • 夫への気遣い
  • 産後の関係性への影響
助産師ちる
助産師ちる

妊娠中から、産後のことを密に話し合っていると、デメリットの解消がしやすいです。

よくある質問(FAQ)

Q&A

Q1. 立ち会い出産の申請はいつまでにすべき?
A1. 妊娠8ヶ月頃までに病院に確認し、必要な手続きを済ませましょう。

Q2. 陣痛中、夫は休んでも良いの?
A2. 長時間になることも多いので、交代で休むことをおすすめします。ただし、休む際は必ず医療スタッフに伝えましょう。

Q3. 写真撮影は可能?
A3. 施設によってルールが異なります。事前に確認し、撮影可能な場合も妻の同意を得ましょう。

Q4. 緊急帝王切開になった場合は?
A4. 通常は立ち会えませんが、病院の方針に従い、待機場所で待機します。

まとめ:成功する立ち会い出産のポイント

本と花

1.事前準備が重要

  • マッサージの練習
  • 声かけの確認
  • 必要物品の準備

2.コミュニケーションを大切に

  • 妻の要望を聞く
  • 医療スタッフとの連携
  • 適切な言葉かけ

3.柔軟な対応を心がける

  • 状況に応じたサポート
  • 休憩のタイミング
  • 予定変更への対応

本記事が、これから立ち会い出産を予定しているご夫婦の参考になれば幸いです。出産は夫婦で乗り越える大きなイベントです。十分な準備と適切なサポートで、より良い出産体験となることを願っています。

※本記事は現役助産師の監修のもと、最新の医療情報と実際の出産現場での経験を基に作成しています。ただし、個々の状況や病院の方針によって対応が異なる場合がありますので、詳細は担当医や助産師にご確認ください。

助産師ちる
助産師ちる

一生に数えるほどしかない、貴重な経験です。是非、楽しい思い出にできるようにしっかり準備しましょう!

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