今日もご出産おめでとうございます🎉
助産師ちるです。
以前から、「普通に太ることとと妊娠で体重が増えることは似ているようで全然違う」ということをお伝えしてきましたが、実際にどう違うのか?なぜ普通のダイエットでは痩せないのか?と言うことについて、お話していきたいと思います。
一部の皮膚が極端に伸びる
妊娠すると、お腹が大きくなりますね。子宮にいる赤ちゃんが大きくなるにつれて、どんどんお腹が大きくなります。人によっては、40〜50cm、もしくはそれ以上ウエストが大きくなる人も少なくないです。大体1キロ増えるとウエストは1cm大きくなると言われています。つまり、お腹皮膚には、40〜50kg増えた時と同じくらい皮膚が引き伸ばされています。
一般女性の体重を考えた時に、40〜50kg増えるとはほぼ2倍、細身の方でしたらそれ以上体重が増えたことになります。
そんなに負担がかかった皮膚は筋トレをしただけ、スキンケアとしただけ、では元には戻りません。
反り腰増強などの骨格の変化
普通に太る場合、「お肉がつきやすい場所」がある程度あるとは思いますが、一部だけすごく太くなることはないと思います。全体的に肉付きが良くなります。
それとは違い、妊娠して体重が増えていく場合、赤ちゃんを育てている子宮が大きくなり、それに連れてお腹が重くなり、自然と腰を反る姿勢になります。腰が反ってくると、自然と歩き方や姿勢まで変化していきます。歩き方が変わることで、歩く時に使う筋肉が変わってきます。産後意識して戻していかないと、本来使わなくていい筋肉を使って歩く状態が続き、いらない筋肉が発達して太くなっていきます。
また、必要な筋肉がうまく使えなくなり、代謝の低下にもつながっていきます。代謝が悪くなれば、普通に運動しても、代謝が良い状態よりも痩せにくいです。頑張って運動しても痩せない、体型が変わらない、となれば、頑張りたくなくなってしまう方がおおいのではないでしょうか😢
お産は交通事故と同じくらいの体の負担
こちらは聞いたことがある方が多いと思いますが、お産は交通事故と同じくらいの負担が体にかかっていると言われています。
余談にはなりますが、私も、学生時代に交通事故に遭ったことがありますが、奇跡的に骨折もせずに大きな怪我がありませんでした。しかし、2ヶ月程度は運動せずに、安静に過ごしていました。もちろん、その後、激しい運動をすぐに始めたわけでもありません。
普通に交通事故にあった場合、3〜6ヶ月程度治療期間が必要と言われています(怪我の程度にもよりますが)。
そんな状態と同じ体で、ダイエットのために突然運動を始めたら、とても負担がかかります。痛い部分を避けて、ほかの筋肉に必要以上の負荷がかかり、痛めていない筋肉まで痛めてしまう可能性が高くなります。
最後に
このように、普通のダイエットと産後ダイエットは気をつけるべきことが変わってきます。
折角産後ダイエットするのであれば、「きれいに、元気に、健康的に」痩せるのが、ママのためにも、家族のためにも大切かなと思います🙂
是非、体に不必要な負担がかかるダイエットは避けるようにお願いいたします🙂
妊娠前の状態早く戻りたい、という方は少なくないと思います🙂
助産師ちるは最短産後2ヶ月までに妊娠前の体型に戻るサポートを行なっております。
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