いとこに赤ちゃんが生まれたというおめでたい報告を受けた時、出産祝いの金額や内容で悩むことはありませんか?本記事では、いとこへの出産祝いの相場やマナー、おすすめのプレゼントを詳しく解説します。親しい関係か疎遠かによって、適切な金額設定も変わってきますので、ぜひ参考にしてください。
いとこへの出産祝い、まずは贈るべきか考えよう
いとこへの出産祝いは必須?判断のポイント3つ
- 普段の付き合いの頻度
- 過去の贈り物のやり取りの有無
- 家族間での慣例の有無
いとこといっても、よく会う関係の方もいれば、何年も会っていない方もいるでしょう。出産祝いを贈るべきかどうか、まずは以下のポイントを確認してみましょう。
- 普段から連絡を取り合う関係か
- 結婚祝いなど、これまで贈り物のやり取りがあったか
- 親戚間で出産祝いを贈る慣例があるか
特に親しい付き合いがある場合は、必ず出産祝いを贈るべきです。一方、ほとんど会う機会がない場合でも、親族付き合いの一環として贈ることをおすすめします。ただし、その場合は相手に負担をかけない程度の金額にとどめましょう。

おめでとう、という気持ちを伝えることが一番のお祝いです。
いとこへの出産祝い相場|関係性別の金額設定を解説
親しい関係の場合の相場
親しい付き合いのあるいとこへの出産祝いは、10,000円〜20,000円が一般的です。頻繁に会ったり連絡を取り合ったりする関係性であれば、気持ちを込めて贈りましょう。
普通の関係の場合の相場
年に数回会う程度の一般的な関係性の場合、5,000円〜10,000円が相場となります。この金額であれば、相手にも気を遣わせることなく、お祝いの気持ちを伝えることができます。
疎遠な関係の場合の相場
ほとんど会う機会がない疎遠な関係の場合は、5,000円程度、もしくは気持ち程度の金額で十分です。ただし、まったく贈らないという選択肢もあります。その場合は、メッセージカードなどでお祝いの気持ちを伝えるとよいでしょう。
出産祝いの予算決めで気をつけたい3つのポイント
過去の贈り物との比較
もし過去に出産祝いをもらっている場合は、同額程度を贈ることがマナーです。金額を下回ると失礼になる可能性があるので注意しましょう。
家族間での金額調整
親族間で極端な金額差が出ないよう、事前に家族で相談することをおすすめします。特に、兄弟姉妹など近い関係の方との金額差には気を付けましょう。

親戚が多い方はぜひみんなで相談してみましょう。
相手の負担への配慮
出産祝いを贈ると、後日お返しを用意する必要が出てきます。産後のママには負担になる可能性もあるので、高額すぎる金額は避けるのがベターです。
いとこへの出産祝い|金額別おすすめギフト15選
3,000円程度のおすすめギフト
1.ガーゼ・ロンパースセット
- 使い勝手が良く、実用的
- 80サイズなら失敗が少ない
- デザイン重視のものを選ぶとよい
2.ベビーカー用おもちゃ
- 長く使える実用的なアイテム
- 赤ちゃんの発達に合わせて使用可能
- 音の出るタイプが人気
3.おしりふき
- 消耗品なので重宝される
- メーカーにこだわりが少ない
- 気軽に贈れる
5,000円程度のおすすめギフト
1.ブランドベビー服
- ジェラートピケなどの人気ブランド
- 自分では手が出にくい価格帯
- 記念撮影などで活躍
2.ファミリア製品
- 日本の老舗ブランド
- 品質の良さが定評
- 音の出るおもちゃなども人気
3.おくるみ・よだれかけセット
- 新生児期から使える
- サイズを気にしなくて良い
- お揃いデザインが喜ばれる

ミキハウスなども有名老舗ブランドです。
10,000円程度のおすすめギフト
1.高級ベビー服セット
- ロンパース・よだれかけ・帽子などのセット
- 1ヶ月健診などの特別な機会に使える
- 記念に残る上質なアイテム
2.おむつケーキ
- 見た目が華やか
- 実用的なおむつがたくさん入っている
- パンパースなど人気ブランドを選ぶ
3.カタログギフト
- 好みのものを選べる
- 価格帯が分からない形で贈れる
- 双子出産の場合も便利

いとこがたくさんいる人はみんなで少し高価なものを贈るのもいいかもしれません。
いとこへの出産祝いで押さえたいマナーポイント
贈るタイミング
出産祝いは、赤ちゃんが生まれてから7日目(お七夜)以降、お宮参り(1ヶ月頃)までの間に贈るのが一般的です。ただし、ママの体調を考慮して、退院後に贈ることをおすすめします。
のし紙の選び方
出産祝いには必ずのし紙を付けましょう。
- 表書き:「御出産祝」「出産祝」
- 水引:紅白結び(蝶結び)
- 名前:フルネームで記載
渡し方の注意点
1.直接渡す場合
- 事前にアポイントを取る
- 手土産を用意する
- 長居は控える
2.郵送の場合
- メッセージカードを添える
- 配送日時は相手に確認
- 壊れ物は適切に梱包

直接渡しに行く場合は、授乳時間にかぶってしまう事もあるので、ある程度直前にも時間が調整できるようにゆとりをもっていきましょう。
出産祝いのNGポイント|避けるべき7つの失敗
1.極端な金額差をつける
- 親族間で大きな差をつけない
- 過去の贈り物より少額にしない
2.期限切れギフトを贈る
- 消費期限の短い食品は避ける
- 季節外れの衣類にも注意
3.かさばるものを贈る
- 収納スペースを考慮
- 処分に困るものは避ける
4.サイズ違いの衣類
- 成長を考慮したサイズ選び
- 季節感も重要
5.重複しやすいもの
- 事前に確認が必要
- カタログギフトなら安心
6.母乳に影響する食品
- カフェイン含有食品
- 刺激物は控えめに
7.相手の価値観を無視したもの
- ブランドや素材のこだわり
- アレルギーへの配慮
よくある質問|いとこへの出産祝いQ&A
Q1. 出産祝いに2万円は高すぎますか?
A1. 親しい関係性であれば、2万円は適正な金額です。ただし、親族間での金額バランスは考慮しましょう。
Q2. 出産祝いを贈らない場合は?
A2. メッセージカードやLINEでお祝いの気持ちを伝えましょう。関係性によっては、電話で直接お祝いを伝えるのも良いでしょう。
Q3. 双子の場合の金額は?
A3. 通常の1.5〜2倍程度が目安です。ただし、カタログギフトなら1つにまとめることも可能です。
まとめ|気持ちを込めた出産祝いを贈ろう
いとこへの出産祝いは、関係性に応じて適切な金額とギフトを選ぶことが大切です。
- 親しい関係:10,000円〜20,000円
- 普通の関係:5,000円〜10,000円
- 疎遠な関係:5,000円程度
金額以上に大切なのは、お祝いの気持ちを込めること。マナーを押さえつつ、相手に喜んでもらえる出産祝いを選びましょう。不安な場合は、実家の両親や親戚に相談するのもおすすめです。
*本記事は助産師の監修のもと、最新の情報をもとに作成しています。記事の情報は2025年2月時点のものです。